遺産分割を経ても実家に住み続ける権利を勝ち取った例 | 神戸相続弁護士 福田法律事務所

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解決事例

遺産分割を経ても実家に住み続ける権利を勝ち取った例

不動産
相談前

相談者は3人兄弟の次男で,長男・長女はそれぞれ独立して実家を離れていましたが,次男は体を壊して仕事に就けなくなった時から,実家に戻って父親と長年同居してきました。 父親が亡くなり,兄弟間で遺産分割を協議しましたが,相談者は他の兄弟から,実家の不動産(父親名義)を処分して金銭で分配するよう求められていました。 しかし,収入がわずかで蓄えもあまりない相談者は,今後賃貸で暮らしていけるかどうかも不明で,実家を売却してしまうと住むところがなくなってしまう可能性がありました。その点を非常に不安に思い,実家に住み続けることを何とか他の兄弟に納得してもらえないかと相談に来られました。

相談後

当事務所で他の兄弟との交渉を受任し,相談者は就業が難しく経済的に苦しいこと,実家が古く資産価値としては大きくないこと等を説明しました。その結果,相談者が実家を相続し,預金等を他の2人で分ける遺産分割協議がまとまりました。預金等の額は大きくなかったため他の兄弟にとっては不利な分割案でしたが,相談者の状況に理解を示してくれたため合意に至りました。

弁護士からのコメント

相談者は普段他の兄弟とあまり交流がなく,口下手であったため,自分で説得できるかどうか心細かったようです。権利としての相続分は兄弟で平等ですのでこじれると難しいケースでしたが,相談者の置かれた状況を丁寧に説明したのがよかったと思います。 初回相談時に暗かった相談者の表情が,最後は晴れやかになっていたのが印象的でした。

その他の解決事例

大量の田畑・山林が遺産で残されていた事例

不動産
相談前

相談者は神戸在住ですが、被相続人(父親)は車で数時間かかる遠方の大地主で、田畑や山林を合計50箇所以上所有したまま亡くなりました。

相続人は相談者とその兄の2名で、兄は父の近隣に住んでいましたが田畑や山林を相続する気がないため、どちらがその不動産を引き取るかで、遺産分割の協議が進みませんでした。

兄に代理人弁護士がついて遺産分割調停が申し立てられたため、相談に来られました。

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オープンに遺産分割を進めて早期に終了した事例

不動産
相談前

兄が多額の財産を残して亡くなりましたが、子供がいなかったので相談者と他の兄弟2人、甥姪3人の、合計6人の間で遺産分割が必要なケースでした。
それも生前に付き合いはほとんどなく、また居住地も日本全国に散らばっていました。

相談者ご自身も高齢で、ご自身で各相続人に連絡を取り、一人ひとり説明して遺産分割の了解を得るのは不可能で困り果てているということで相談に来られました。

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遺産分割を経ても実家に住み続ける権利を勝ち取った例

不動産
相談前

相談者は3人兄弟の次男で,長男・長女はそれぞれ独立して実家を離れていましたが,次男は体を壊して仕事に就けなくなった時から,実家に戻って父親と長年同居してきました。 父親が亡くなり,兄弟間で遺産分割を協議しましたが,相談者は他の兄弟から,実家の不動産(父親名義)を処分して金銭で分配するよう求められていました。 しかし,収入がわずかで蓄えもあまりない相談者は,今後賃貸で暮らしていけるかどうかも不明で,実家を売却してしまうと住むところがなくなってしまう可能性がありました。その点を非常に不安に思い,実家に住み続けることを何とか他の兄弟に納得してもらえないかと相談に来られました。

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調停に出頭しない相続人がいる場合の解決事例

不動産
相談前

相談者の父・母・祖父はすべて亡くなっており、それらの現在の相続人は、相談者と兄だけでした。
しかし、兄は父母共に健在であったころから実家に寄りつかなくなっており、相談者ももう何十年も兄と交流がありませんでした。
相続の件で久々に兄と話し合いをしようとするも、電話番号はわからない、住所に手紙を送っても返信がない、調べ上げた勤務先も既に退職済みと、相談者にとっては音信不通で全く話ができない状態でした。
祖父や父は不動産を所有していましたが、その名義変更をしようにも兄の協力がなければできません。そこで困り果てて、当事務所に相談に来られました。

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